テラダのマシニング加工
切削加工の中でも薄物の加工が得意なテラダ。
旋盤加工だけでなく、マシニング加工においても薄物加工は得意です。
テラダのマシニング加工
- テラダのマシニング加工技術
薄物旋盤加工が得意なテラダは薄いフランジの加工のご依頼も多くいただいております。
旋盤のみならず、それはマシニング加工も同様です。薄物フランジはワークの固定に大変技術を要することもあり、加工難易度はとても高くなります。
弊社のマシニングは50番のオープンタイプのマシニングを筆頭に、40番、30番と揃えており様々な加工を広げております。
50番のオープンタイプのマシニング加工はとても汎用性が高く様々な加工に向いています。
ベッドサイズも1050mm×500mmととても広く、大きなワークを自由度高く取り回し可能となり、また50番ホルダーを利用した重切削加工やCAD/CAMを駆使した2.5次元加工といった最先端の加工にも力を入れ、機械の能力を十分発揮していると自負しております。また30番タイプではハイトルク仕様を選択しており非力な30番、というイメージを払拭できるステンレスのアプローチも問題なく対応しております。
30番タイプの機械は従来の40~50番タイプのマシニングとは大きく変わり、量産品の加工に優れ、その速度はあらゆる機械の中でもトップレベルの加工速度を持ち、テラダの量産パートを高品質に挑戦し続けております。
40番タイプは文字通り30番と50番の間の主軸剛性で、剛性も必要な量産品の場合は容易く解決してくれます。対話プログラムも優れており、2.5次元加工でさえも簡単に対応することができ、生産効率の向上となります。
- 薄物×マシニング加工
マシニング加工での薄物ワークへのアプローチは、優れた技術が必要になります。
旋盤で作成した薄物ワーク。
簡単にチャックで掴みたいところではありますが、薄すぎる故におむすび状態に歪んでしまうことになってしまいます。
それを解決する為には「掴まない」ことが一番大切です。しかしながらもクランプ(固定)しなければ加工はできない為、テラダの職人は様々な手法を用いて対応します。一番スタンダードな加工は治具に「張り付ける」ことですが、張り付ける場所・トルクが重要なファクターとなります。弊社では薄物の加工専用の治具を有し、歪みにくい場所を固定することで安心した高品質な加工品を製作いたします。
また、治具においても多くの技が存在し、製品ごとに数多く複合的な対応が必要となります。
テラダは、薄物フランジの加工を施すときは素材の持つ応力を極限まで出さないように制御し、また加工後の反りや歪みを最大限に抑える技術を持ち得ております。機械に依存することのない多様な経験の裏付けが、テラダのマシニング加工にはあります。
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部品加工 · クライオスタットの
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