SDGsへの取組み
試作・単品物を得意とする旋盤・マシニング加工の技術集団、株式会社テラダのSDGsへの取組み。
- 株式会社テラダの取組み
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テラダは、「ものづくり」を通じて末永く続く企業であるため、SDGsへの取組みを行っています。
弊社はステンレス・アルミ・銅・真鍮といった再利用可能な非鉄金属の加工を得意とし、創業から80年の長きにわたり、時代のニーズに合わせた新たな挑戦を続けてまいりました。
その挑戦は、創業者から受け継がれた技術と常にお客様に寄り添う企業理念を継続・発展させることと同義であったことは今日まで続いた弊社自身が証明しております。
弊社の取組みは、次代へ連なるためであり、その次代を育むため、全ての人々の豊かな生活と安心な未来に貢献し、経済・社会・環境に配慮した責任ある企業活動に取組み、SDGsの達成に貢献していくことを誓います。
- 具体的な取組み
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テラダはSDGsに賛同し、SDGsにおける17のゴールのうち、特に以下の目標に貢献いたします。
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- 職場体験の受入れ ( 4. 質の高い教育をみんなに )
- 高等学校におけるキャリア教育の一環として実施される「職場体験」の受入れを行ってきました。
製品を一から設計・加工する職場体験を通して、生徒たちにものづくりの楽しさ、そして働くことについて考える切っ掛けを与え、机上だけではない、実体験を通じたより質の高い教育をみんなに享受する手助けを実践しております。
また、新たな取組みとして2022年から中小企業診断士の実習を受入れました。
当社を生きた教材として質の高い教育を提供するとともに、当社自身も客観的な視点から自社を見つめ直すよい機会となりました。
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- 使用エネルギーの削減 ( 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに )
- 工場及び事務所の証明を全てLED化することにより低電力化を図り、エネルギーロスの根絶に貢献しております。
また、製品出荷時における無用な梱包を避け、出来るだけ梱包ゴミを削減するため、量産品や受注頻度の高い製品専用の通箱を作成し、ゴミのないクリーンな社会へ貢献しております。
さらに、製品図面や工程管理をシステム上で管理することにより、紙資料の削減を行っています。
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- 環境に配慮した取組み ( 12. つくる責任 使う責任 )
- テラダは金属加工を生業としているため、ステンレス、アルミといった材料を切削旋削して製品を作成しております。
その際、切り屑(廃材)が発生しますが、材料の異なる廃材を混同するとスクラップとなりリサイクルすることが出来ません。
よって、日々受注する案件 (製品) の材料ごとに工程を勘案して廃材の混同を防ぎ、分別してリサイクルすることで資源の有効活用に取組み、つくる責任を全うしております。
また、段ボール等の資源ゴミ、溶接の焼け取剤、廃油等の産業廃棄物などゴミの分別を徹底し、製造業界の企業として、地球環境に配意した事業を続け、使う責任も配意しております。
従業員一人一人が環境に対する意識を高め、環境に配意した継続可能な企業たるべく努めてまいります。
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- 豊かな地球を守るために ( 15. 陸の豊かさも守ろう )
- テラダは、持続可能な開発目標への貢献の一環として、ダイドードリンコ株式会社様の環境に配慮した自動販売機である『LOVE the EARTHベンダー』を本社前に設置しています。
この自動販売機は、従来のものとは異なり、カーボンニュートラルの取組を推進しています。
自販機の年間消費電力量に相当する「再エネ指定の非化石証書※」により、稼働に伴う電力消費によるCO2排出量を温室効果ガスの排出量を実質ゼロに抑えます。また、CO2吸収源の増加を促す「植林プロジェクト」に参加しております。
※非化石電源(太陽光・風力・水力・地熱・バイオマス等の再生可能エネルギー)で発電された電気の環境価値(非化石価値)分を証書化し売買可能にしたもの
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- 持続可能な社会のための開発目標
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SDGsとは、「持続可能な開発目標 (Sustainable Development Goals) 」の略称です。 2015年9月に国連サミットで採択された「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す行動計画です。
2030年に向けた17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。
将来に向け成長を続けていくうえで、株式会社テラダは持続可能な社会の実現に向けSDGsの理解と導入を行い、社会に必要とされ続ける会社運営を行って参ります。
参考リンク:外務省ホームページ https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html