絶対零度とは

物質を構成する小さな粒(粒子)のことを原子と呼びます。

温度を上げると原子は活発に動きます。
温度を下げると原子の動きは鈍くなります。

物理学上、原子の動きが理論上完全に停止するとされる温度を、絶対零度(0ケルビン)と定義しています。

絶対零度は摂氏だと-273.15℃です。
K(ケルビン)に置き換えると0Kです。

1 Kと1 °Cの温度差は等しく、目盛りとしては同じ幅になります。
-273.15℃=0Kで、0℃=273.15Kとなるのです。

絶対零度の環境とは、原子が動かない静寂の世界なのです。