大気のお話

「大気圏に突入します!」
SF映画やロボットアニメなんかできいたことあるセリフですね。

大気圏の大気とは、地球を取り巻いている気体(ガス)のことをいいます。
地球だけに限らず、惑星などにも大気はありますが、ひとまず地球の大気のお話です。

地球の大気の主成分は、窒素が約78%、酸素が約21%、水蒸気やその他の成分が約1%です。
(私たちが一般的に空気と呼んでいるのは、この地球の大気の下層部にあたります。)

太陽からの光で地球の表面(地表)が温められ、その熱で地表付近の気体は膨張して浮上し、地表から離れている冷えた気体と入れ替わります。
これを「対流」といいます。

同じ地球上でも太陽の光がたくさん当たる赤道付近と、あまり光が当たらない極地では、地表の温められ方が異なるので対流の活発さも異なります。
さらに地球は自転しています。
気温差の影響や自転の影響で、地球上の大気は常に循環しているのです。

私たちが生活する空間はにはつねに気体(ガス)が混ざり合い動いているのです。